腰痛の改善が期待できる寝具は、値段よりも性能が重視されます。基本的に腰痛改善に効果のある寝具は腰に負担をかけない高反発かつ体圧を分散できるものが良いとされています。
腰痛に良くないとされている寝具とは
“腰痛は、人間が二足歩行を始めた時から避ける事のできない問題になったとされています。実際に四足歩行の動物は腰痛になる事は無く、人間だけが抱える問題になっています。
特に日頃から立ち仕事をメインに行っている方や重たい荷物などを持ったりしている方は腰に負担がかかりやすく、普通の人よりも腰痛になりやすいとされています。
一般的には整体院やマッサージ店で施術を受けたり自分でストレッチしたりなどして対処していますが、寝具にも気を使う事で改善できるとも言われています。
と言っても重要なのは値段ではなく、性能面がポイントになっています。基本的に柔らかすぎる物や硬すぎる物は良くないとされていて、低反発の物も腰に負担がかかるとされています。
柔らかすぎる布団は寝た時に腰が沈んでしまうので体重が腰に集中してしまいますし、硬すぎる布団は寝た時に背中が真っ直ぐになってしまうのでこちらも腰に大きな負担がかかります。
そして低反発の布団は体がゆっくり沈んでいきますが、戻る事がないので結局は腰への負担になってしまいます。なので上記のような布団は避けて、腰痛の改善効果が期待できる寝具を選ぶ事が重要なポイントになるとされています。
腰に良いとされる布団とは
“腰痛の改善を期待して寝具を選ぶのならば、最も重要なのはどれだけ腰への負担が軽減できるかと言う点になります。
一般的に値段の高い布団は柔らかく軽い傾向が見られますので掛け布団としては良いと言えますが、敷布団としてはやや不適当になります。なので値段はさほど重要ではなく、大切なのは体が沈まない事と体重の分散になります。
例えば、最近では点で支える布団が多くの方の支持を得ています。これは点で体を支える事で体が沈み込むことを防止していますし、多くの点で支える事で体圧の分散効果も得られる事が理由になっています。
また、高反発の布団も腰への負担を軽減するとされています。高反発マットレスなどの場合は、寝た時にマットレスが体を文字通り押し返そうとする特徴があります。
なので、体が布団に沈む事が無く腰にかかる負担が大きく軽減されます。さらに最近の高反発マットレスは緩やかなS字になっている物が多く、寝た状態でも直立した状態に近くなっています。
なお、実はキチンとした姿勢で立つ事は腰への負担を軽減できます。一般的に立つ事が腰への負担になるとされているのは、キチンとした自然な姿勢で立っていない事が原因だとされています。
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